今井凌雪先生
2011年 07月 27日
平成23年7月26日。私の書道の師今井凌雪先生が亡くなられました。
病気の様子は分かっていたのですが、やはりショックでした。
私は人生の働き盛りを殆ど書の勉強に明け暮れていたのですから
その時間とエネルギーはたいへん濃密なものでした。
毎月1回のお稽古日に見てもらうもの、展覧会の作品づくりの合宿。
毎日毎日が書道の中に漬かっていたのです。
そんな生活を40から60歳の中頃までやっていたのです。
今井先生のきびしいご指導を受けながら。
それでも、 何回も中国へ研修旅行に行きましたし、
私にとっては、華々しい時期でございました。
東京上野の森美術館で雪心会展(社中展)を毎夏開催するのですが、
ある年のこと、私は思いがけず大きな賞を戴きました。
私の母は見に行くといって東京に行ってくれました。
上野の森美術館に入ると、先生が椅子から立ち上がって、走って玄関に出て
母を迎えてくださいました。
うれしかったです。老齢の母の手をとって挨拶をしてくださいました。
先生は雲の上の人です。太陽のように光り輝いていおられました。
その先生のお姿にいたく感動しました。
今井先生。永い間ありがとうございました。
ゆっくりとお休みくださいませ。
病気の様子は分かっていたのですが、やはりショックでした。
私は人生の働き盛りを殆ど書の勉強に明け暮れていたのですから
その時間とエネルギーはたいへん濃密なものでした。
毎月1回のお稽古日に見てもらうもの、展覧会の作品づくりの合宿。
毎日毎日が書道の中に漬かっていたのです。
そんな生活を40から60歳の中頃までやっていたのです。
今井先生のきびしいご指導を受けながら。
それでも、 何回も中国へ研修旅行に行きましたし、
私にとっては、華々しい時期でございました。
東京上野の森美術館で雪心会展(社中展)を毎夏開催するのですが、
ある年のこと、私は思いがけず大きな賞を戴きました。
私の母は見に行くといって東京に行ってくれました。
上野の森美術館に入ると、先生が椅子から立ち上がって、走って玄関に出て
母を迎えてくださいました。
うれしかったです。老齢の母の手をとって挨拶をしてくださいました。
先生は雲の上の人です。太陽のように光り輝いていおられました。
その先生のお姿にいたく感動しました。
今井先生。永い間ありがとうございました。
ゆっくりとお休みくださいませ。
by hekiku
| 2011-07-27 17:27