さんま

つるべ落としの秋の夕方、チャイムが鳴った。
出てみると、しばらくぶりのkさんであった。
「あなたの好きなものを炊いたから」と差し出されたものは、
さんまの煮つけであった。
kさんは、とってもお料理のうまい人、それも、繊細でいて、豪快な人柄そのままの腕まえ、いつも敬服、感服の至りである。
今がさかりの太いさんまを、丸のまま5センチぐらいに切って、
生姜を入れて甘辛くに煮付けてある。型崩れもせず、つややかにバランの葉の上にならべてあった。
いままでに何回もいただいて賞味させてもらった。
身も骨も程よい軟らかさ、少しかめばとろけるようでその美味なること
感動としかいいようがない。
ありがとう。ありがとう。
  
by hekiku | 2006-10-16 18:35

おしなべて 花のさかりになりにけり 山の端ごとにかかる白雲  西行


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