さざんか  2016.12.23

我が家のさざんかは今真っ盛り。
今年の花は大きい、年末の忙しい時にかかわらず、
しっかりと自己表現をしている。

 さざんかさざんか咲いた道
 たき火だたき火だ落ち葉焚き
 あたろうよあたろうよ
 しもやけお手てがもうかゆい

先日もお茶の会で皆と歌いましたが、よく知られた歌で、
誰でも歌える懐かしい歌ですね。

でも、たき火など今の子はしたことがないでしょう。
そして、「しもやけ」はなにか知らないと思います。

「しもやけ」は手や足の指が赤くはれて、痒くなるのですが
冷えるのが原因といいます。昔の子供はたいてい冬になると
しもやけになっていました。

戦後の食糧事情の悪い時は、栄養が不足しているからと言われて
いたこともあります。

時代とともに姿を消したものは沢山あります。
私が子供のころは、
ラオやさん。鋳掛屋さん。おこもさん。巡礼さん
山伏。虚無僧。など遠い昔は町で見かけたり、
門先に立って鈴を鳴らしたり、お経を挙げられたものです。
家の者は、小銭をつかんで表に行って鉢に入れたものです。

だんだんと消えていく。悲しく侘しいものです。
時代の大きい流れは、すべてを吞み込んで滔々と流れていきます。
自分もその流れに身を任せていますが、
時々、むかしむかしを思い出して、懐かしむことがあります。

# by hekiku | 2016-12-23 18:22

今日は冬至 2016.12.21

一年中でいちばん日中が短い日です。
私は毎朝6時に起床して、廊下を歩いて階段を下りて、
1階のキッチンに入ります。

今朝は真っ暗、照明をつけていきます。
もう半月ほど前から、真っ暗がつづいています。
さあー、これからは少しづつ明るくなるんだ。と
希望が湧いてきます。

昨日は娘と、梅田にお買い物。
私の欲しかった腕時計を見に行きました。
が、私が目をつけていたものが無いのです。
大丸の時計売り場のセイコウのお店で、しっかり見ておいたのに。

無い、ない、ナイ?
一か月前に100パーセントお気に入りのものがあったのに。
その時、買っておくべきだった。残念至極。

色々見せてもらったが、もう妥協するしかない。
予算オーバーだったけれど、ピンクゴールドのものを選んだ。

これで思い出したことがある。京都法然院の墓地で
河上肇先生のお墓を見つけられなかったこと。
何度も行っているのに、何故かわからなくなって、
とうとう見つけられなかったことを。

思いもよらぬことがある。何故かわからない?
これが「年老いた」ことなのか。
娘は「時計の記号をメモしておくとよかったね」という。

記録、メモ、は大事なこと。
思い違い、感覚の変化などに対処するために、しっかりメモをして
おこうと思う。

大体私は、感情で動いている人間だから、こんなミスがある。
怜悧に、落ち着いて、行動しなければ。

# by hekiku | 2016-12-21 08:51

気が付けば  2016.12.18

あっーという間に12月の半ばが過ぎました。
何をぼんやりしていたのかと思うくらい日が早く経ちました。
年賀状のプリントが済んでいるので、気をゆるませたのかも
しれません。

もう、時代がすっかり変わっているのだから、簡単に楽なように
すればいいのでしょうけれど。
昔のように、無理をしてたくさんの仕事をこなして、
お正月を迎えるというのじゃなくて、もっとラクにお正月を
迎えたらいいのだと思います。

年とともに老いが進んでまいります。
それを甘受しながら楽しく暮らすことを、心がけなくてはと思って
いますが、どうすればよいのでしょう。

今日は近くの公園に、ナンキンハゼを見に行ってきました。
毎年11月の終わりころになると、10mもある高木の枝に
ナンキンハゼの実が銀色に残っていて、それが真っ青な空に
映えるのです。その空の深い青さと、高いところでぶらさがっている
実がとても可愛らしい。

が、今年11月のその頃にはまだ緑の葉がいっぱいだった
それで、今日確かめに行ったら、もう葉っぱはなく、黄色い実が
ぶら下がっていたので安心。

その年、その年。いろいろあるものです。
すべては動き、変化していくのです。諸行無常。
自分の、心の通りにはいきません。



# by hekiku | 2016-12-18 21:08

月命日  2016.12.13

今日は夫の月命日。
朝、8時になるとお寺はんが来てくださいました。
昨日に掃除や、お供え物、佛花、お布施は用意して、命日らしく
してありますから、慌てることなくお寺はんをお迎えします。

この家に嫁してきて、60年余の月日が流れました。
月命日だけでも何回?。
お盆やお彼岸のおまいりをしていただいていたので、どれだけくらいの
数になるでしょうか。
それから法事も1周忌、3回忌、7回忌、13回忌、まだまだ。
数年前にはお舅様の50回忌の法事をさせていただきました。

日常茶飯事のなかで、こなしてきた行事です。

気が付けば、それで元気に生きさせていただいているのですね。
亡くなった先人を偲ぶ。
これは忘れてはならないものです。

今は大きく変わりました。
お葬式もいらない。お墓もいらない。
どこの家でもそういうわけではないでしょうが、
この世を去った人に、情愛を薄くしているのです。

今日は、お寺はんの正信偈に合わせて、私も正信偈を挙げさせて
いただきました。
偉大な先覚者の教えをよくきく。
大自然の中で棲息していることの感謝、感激。
そんなことを考えていました。

これからどんな世の中になるのでしょうか、
心配です。


# by hekiku | 2016-12-13 10:48

大詔奉戴日 2016.12.8

大東亜戦争が始まった日です。
宣戦布告をして真珠湾攻撃をして、戦争がはじまりました。

その時、天皇陛下が宣戦布告の大詔を出されたのです。
その大詔を国民が戴いたというので、「大詔奉戴日」と言っていました。
昭和16年12月8日のことです。
75年の月日が経ちました。

太平洋戦争は無残な結果になりました。
たくさんの尊い命が犠牲になりました。
どんなことがあっても、戦争をしてはなりませぬ。

私は、10歳になっていましたからよく覚えています。
私より年上の人は、戦争の悲しさ、非情さ、空しさを覚えています。
忘れた人はいないはずです。
地獄絵図を忘れることはありません。

どんな屈辱でも、理不尽なことでも、じっと耐え忍んでも
戦争は避けねばなりません。
そう思って、今日の太平洋戦争の開戦日を送りました。

西の空に宵の明星が輝いています。
お月様は上弦の月で、これも冴えわたっています。
穏やかな一日でした。

平和をありがとう。平穏な一日をありがとう。



# by hekiku | 2016-12-08 19:28

年賀状の絵 2016.12.5

12月に入ってもう5日にもなりました。
ここのところ、石鎚山の絵が描けなくて、時間ばかり
無駄にしています。年賀状に使うものですから、
どうでもこうでも仕上げなくてはならないのに、
なかなか納得するものにはならないのです。

遠い昔のこと、書道の作品造りに没頭していたころを思い出します。
時間と、体力をフルに使って頑張っても、思うようなものができない。
展覧会の締め切りが迫ってくる、そんな極限状態で、実力がないから
仕方がないと妥協した作品を出品したものです。

パソコンで描いている小さな絵。
一本の線も思うようには描けないのです。
手がぐらぐらして、思いもよらぬところに手が走っていくのです。
これが老化というものでしょうか。
でもそれに負けたくない。

明日はどうしても仕上げるつもりです。
が、どうなりますことやら。
パソコンで絵を描くようになって、16年かしら?
ずっと年賀状はパソコンです。
さっさと仕上げること。どこかで納得しなければ。


# by hekiku | 2016-12-05 21:39

目標にしたい 2016.11.30

あっーという間の霜月だった。
今秋は天候に恵まれないで、晴天の日は少なかったように
思う。洗濯しているとよく分かる。カラッと乾いてほしいのに
そうはいかない。
いつものことだけど、慌ただしく日を送っている。


5月から町内会のいきいき体操に行くようになったので、
リハビリデイケアは週1回に。もう、5年間もお世話になっている。
近ごろは無理をしないよう、頑張り過ぎないよう、に心がけています。
グループは9人で、男6人、女3人です。
女性は私の他の二人は90歳代。

90歳を過ぎて数年。みんなと同じように運動をして、トレーナーの
言われることはすぐ理解して、何の遜色もない。
「よく聞こえますね」「耳だけはねえ」と。
お二方とも、娘さんがよく見てくださっているようです。

無駄口を言わないで、人の話をよく聞いておられます。
穏やかで、にこやかで、毅然としていておられます。

あーあー、私とは全然違う。
私は知ったかぶりをして、しゃべる。自分の存在を誇示する。
軽薄で、軽率で浮いている。

彼女たちは、
永いあいだ生きて来られた中で、蓄積された人格が偲ばれます。
しっかりと落ち着いていて、犯しがたい品格があります。
「カゼをひたことはありません」と言っておられるのを聞いて、
驚きました。
日常生活にも、しっかりと努力をしておられるのですね。

よき人のそばで学びたい。言動、姿勢、すべてにおいて
私は、学びたい



# by hekiku | 2016-11-30 09:09

モミジの絵  2016.11.26

先日、娘が持ってきてくれたモミジの絵を描いた。
それはカットにするような小さなものだけれど、
はじめは見事なグラデーションだったけれど、刻々と時間がたつと
色が変わっていく。赤や黄や緑の鮮やかなものが
日に日に、色が変わって枯れていく。
どうにか、2枚を仕上げてやれやれ。

あとは石鎚山の絵を仕上げなくては。
これは年賀状に使うものだから、しかっり描きたいと思うが、
どうも手におえそうもない。
絵でも書でも、創作するのはとても楽しい。
出来上がった喜びは、何物にも代えがたい思い。

もうすぐ、12月を迎えることになる。
何かと気ぜわしい。することがいっぱい。
てきぱきと処理していかなくては、ストレスが溜まる。

今日は晩秋の平穏な1日であった。
夕闇はすっぽりとあたりを包んで、暮れていく。
この静謐な時期を、あとわずかだけれど味わいたい。

今日は午後から、いつもの勉強会へ。
この会も、人は減っていく、まず老齢になるということと。
今現在の世の中では、継承していく人がすくない。

道徳、倫理、宗教など、既存のものはどんどん減っていく。
そして現世利益のものは盛んになっていく。
この社会の大きな流れ、どうしたものか。
元に戻ることはありそうもない。

個人主義や物質偏重主義がこうして、古い宗教や文化遺産などを
軽んじていくのですか。
いずれにしても、人間って恐ろしいものです。
これからの時代はどうなっていくのでしょうか。




# by hekiku | 2016-11-26 20:26

宵の明星 2016.11.22

今日の天気予報は雨だったと思うが、一日中穏やかな
深まりゆく秋の日であった。

今朝は地震と津波の警報でおどろいた。
また東北地方が襲われて,M7.4という。
それに津波が来るので、すぐに高いところに避難するようにと
テレビは叫び続けている。

わたしも、高齢者として、これが自分のことであったら、
どうしょうかと思う。痛い足を引きずって、どこまで行けるやら?

東北の人はどうしておられるかしら。
そのあと、津波警報が、注意報になったのでまず安心。
地震は怖い。津波も怖い。
皆さん無事だったようで、本当に良かった。

今日は娘が来て、いろいろと助けてくれた。
自分の庭のモミジの枝を切ってもってきてくれたが、
その色の鮮やかなこと、みどり、黄色、オレンジ、赤、濃い赤と
5段階ぐらいに、グラデーションがはっきりしている。

色が変わらないうちに、「早く描いてね」という。
こんな色が出せたらいいのだけれど。
明日の祭日に、描いてみようかと思う。

夕方5時くらいだったか、まだ明るいが暮れかけの空に
宵の明星が、輝いていました。

雲一つない広い大空に、かすかに夕闇が迫っていましたが、
西の空、南よりに、ひときわ大きく光っていました。

静謐なこの時期、天空に輝く宵の明星とても美しいと見ました。



# by hekiku | 2016-11-22 18:11

娑婆の縁(しゃばのえん) 2016.11.19

昨日、在家仏教会の講演会に行きました。
講師は奈倉道隆先生です。
演題は 限りなき「いのち」に導く仏の慈悲

奈倉先生は京大の医学部を卒業された医師であり、僧侶でもあります。
高齢者医療や福祉に携わっておられます。
 
仏教はいのちの宗教といわれています。
いのちは永遠であり、すべてを生かす慈悲の働きを持ちます。
いのちは遺伝子の永遠の働きを通して、身体の死を超えて永遠に生き続けます。

私たちは死を必然とする寿命を持っていますから、今を大切にして
いのちが永遠であると希望をもって生きることです。

親鸞聖人の歎異抄に「いささか所労のこともあれば、死なんずるやらんと
こころぼそくおぼゆることも、煩悩の所為なり。
久遠劫より今まで流転せる苦悩の旧里はすてがたく、いまだ生まれざる安養浄土は
こいしからず候こと、まことによくよく煩悩の興盛に候こそ。

なごりおしくおもえども、娑婆の縁尽きて、ちからなく終わるときに、
かの土へはまいるべきなり。いそぎまいりたきこころのなきものを、
ことにあわれみたもうなり。」と、言っておられます。

娑婆の縁尽きて、この世を去るのですが、遺伝子は永遠に続いていきます。
その理屈をしっかり受け取っておきたいと思いました。
仏教はすべてが「縁」によって動いていきます。

高齢者の医療や介護に携わっておられる先生のお言葉の中に
・認知症は環境がつくるのです。
・物忘れしながらも、日常生活を続けること。
・自分の間違いをごめんなさいという人は、認知症が進まない。
・認知症の人はメモをとらない。すぐに手帳に書くことが大切。
・素直に人の言うことを聴くこと。

先生は立ったままで1時間30分をお話しされました。
すごい体力と気力と信仰心と謙虚な御意志。

もう長い間、協和発酵のご厚意で講演会に行かせてもらっています。
在家仏教会にご縁がありましたことを、とてもうれしく思っています。
ありがとうございます。

# by hekiku | 2016-11-19 19:40

おしなべて 花のさかりになりにけり 山の端ごとにかかる白雲  西行


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