桃の節句
2010年 03月 02日
早くもお雛祭りとなりました。
我が家では、玄関の下駄箱の上に小さな手作りの
お内裏様が3組並んでいます。
ずっと以前、着物の端切れで作られた人に戴きました。
それは頭の毛も黒糸でつくってあるのです。
その端切れは、私の羽織や着物を新調したときの残り布ですから
なつかしい物ばかりです。
梅が咲き、桃が咲き、春が近づいてきますのに、
心は華やいでまいりません。
おとといは有馬に、昨日は、母の祥月命日で大阪の北御堂さんへ。
今日は一日家にいて絵を描くつもりでしたが、
それは遅々として進みません。
心が主導権を握っていますから、行動は心の副産物です。
日経新聞の日曜日の「奇縁まんだら」という瀬戸内寂聴さんの随筆に
舞踊家の武原はんさんのことを書いておられます。
「舞に生く 露のはかなさ 知りながら」
95歳で亡くなられた、はんさんの句です。
いい句です。すべて露のはかなさを知った上のことです。
我が家では、玄関の下駄箱の上に小さな手作りの
お内裏様が3組並んでいます。
ずっと以前、着物の端切れで作られた人に戴きました。
それは頭の毛も黒糸でつくってあるのです。
その端切れは、私の羽織や着物を新調したときの残り布ですから
なつかしい物ばかりです。
梅が咲き、桃が咲き、春が近づいてきますのに、
心は華やいでまいりません。
おとといは有馬に、昨日は、母の祥月命日で大阪の北御堂さんへ。
今日は一日家にいて絵を描くつもりでしたが、
それは遅々として進みません。
心が主導権を握っていますから、行動は心の副産物です。
日経新聞の日曜日の「奇縁まんだら」という瀬戸内寂聴さんの随筆に
舞踊家の武原はんさんのことを書いておられます。
「舞に生く 露のはかなさ 知りながら」
95歳で亡くなられた、はんさんの句です。
いい句です。すべて露のはかなさを知った上のことです。
by hekiku
| 2010-03-02 16:48