在家仏教講演会 2017.11.18

またいつものように、在家仏教講演会に行って来ました。
以前は毎月あったものが、近ごろは年に5回となり
ましたから、出来るだけその機会を大事にしています。

講師 西村恵心師(元花園大学学長、禅文化研究所長)
演題 地獄を拝む思想 白隠禅師と法華経
場所 堂島アバンザ 協和発酵の会議室

西村恵心先生は、もう何度もお目にかかっています。
なんど講演をお聴きしましたかしら。
臨済宗の僧ですから、禅宗のお話になりますが、
とくに先生は白隠禅師の研究者でいらっしゃいます。

(白隠の座禅和讃)
衆生本来仏なり 水と氷の如くにて
水を離れて氷なく 衆生の外に仏なし

衆生近きを知らずして 遠く求むるはかなさよ
たとえば水のなかにいて渇と叫ぶがごとくなり
長者の家の子となりて 貧里に迷うに異ならず

六趣輪廻の因縁は 己が愚痴の闇路なり
闇路に闇路を踏みそえて いつか生死を離るべき

白隠は母親が法華宗の信者であったのでその影響を
大きく受けておられた。
法華経は大乗仏教の中では大事なお経で、
「経中の王」といわれている。
白隠が42歳の時、法華経を読んでいて、こおろぎが
鳴いた。その時、悟った。そして号泣した。

「悟る」とはどういうことなのか?
ここを聴きたいと思う。
豁然(かつぜん)として悟ったという。

小乗仏教では小さな船で一人で、彼の岸に着く
大乗仏教では、大きな船にたくさんの人を乗せて、
悟りの世界に着く、船頭は自分はその岸に下りず
引き返して、また大勢の人を乗せて、彼の地に運ぶ。

自未得度 先度他。

分からないことをもっと教えて欲しいと思う。
次の機会を待とう。




by hekiku | 2017-11-18 12:05

世の中は  常にもがもな渚こぐ      あまの小舟の綱手かなしも 実朝


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