世の中に 2018.3.18

世の中に絶えて桜のなかりせば
春の心はのどけからまし  (在原業平)

いよいよそんな時期になってまいりました。
この歌のように、本当に気ぜわしい日々でございます。
それはサクラの時期が、卒業や入学、就職や転勤の時期
でもあるからだと思います。

この歌は平安時代ですから、ちょっと違いますね。
どんな時代でもサクラは人の心を奪う、力をもって
いるのでしょう。

春の野山を埋め尽くす花、散り際のいさぎよさは
人の心をとらえるに十二分の存在だったのだと思います。
特別に寒かった冬に比べて、その開花の速さは驚きです。

今日は近くの公園に行って、サクラを見てまいりました。
まだ開いている様子ではありませんでした。

私の近くに公園は二つあるので、明日はもう一つの所を
見に行こうと思っています。
暖かくなって、サクラを待っているのは、温暖なこの
季節がとてもうれしく、幸せを感じるのではないでしょう
か。誰しも。

4月になると約束がたくさんあって、その一つに小学校時代
の友と会うことになっています。

ゆっくり過ぎ越し方を話し合おうと思っていますが。
人生史そのものです。お互い87歳。
どちらも一人で梅田に行けます。
昨日、手紙をくださいました。すごい達筆。
わたしも負けじと、礼状を書きます。

春とともに、ゆるりと心が開いてきました。


by hekiku | 2018-03-18 19:26

鶯の声を 聞きつるあしたより 春の心に なりにけるかも 良寛


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