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大相撲  2015.11.18

いつも5時頃になると、大相撲を見ることにしている。
ちょんまげを結って、あまり恰好のいいものではないが、
というのは、サッカーやラグビ―に比べると、若者が
その道に入るのはためらうだろうと思われる。

だから今は横綱3人はモンゴルの人。
モンゴルの人はたくさんいる。顔を見ただけでは
日本人と区別がつかない。
まだまだ封建的な社会だから、日本の若者が辛抱できるとは
思えないが、その中で、頑張っている人もいる。

相撲そのものは、潔いスポーツだと思う。
1対1というのはすごい。負けるも勝つも、自己責任。
相手と向かい合っている時は、どんな気持ちだろう。
体だけでなく、精神も強くなければやれない。
心技体と言って、心がいちばん鍛えられるのだと思う。

日本の国技だから、もっと盛んになってほしいと思うが、
どうしたらいいのだろう。

負けて花道をさがっていく人。その場所、成績の悪い人。
その背中は寂しい。厳しいけいこの結果が思うように
いかなかったら考えるだろう。と
ひとり憶測しています。

土俵の上で塩をまいて、堂々と勝負する。いいものです。
ケガがないように祈っています。





# by hekiku | 2015-11-18 17:42

晩秋雑感  2015.11.15

今日も雨もよい。
晩秋のこの季節、静かに木の葉のみはらはらと落ちる。

暗きより 暗き道にぞ 入りぬべき
はるかに照らせ 山の端の月   (和泉式部)

日に日に秋は深まります。物思いにふけっていたら、
パリでテロの事件がありました。
たくさんの犠牲者を出して、こんな戦いが都心のど真ん中で
起こされるとは。
我が国も安閑としていられません。何が起こるかわかりません。

この戦いは宗教戦争ではないといいます。
私は根底には、弱肉強食があると思っています。
イラクはフセイン大統領のとき、ムチャクチャにやられました。
核兵器を持っていると疑われて。結局はノーでしたが。

イラクはひどい目に遭いました。
欧米諸国の強い国は、何かしら正義派ぶって、よその国を
潰してしまうのです。傲慢無礼者ですね。
これは弱いからやられるのですが、
よその国に介入し過ぎです。

こんな戦いは終わることはありません。
自国の利益のためには他を顧みることをしないのです。
一寸の虫にも五分の魂というではありませんか。

一般市民が、大きな被害を受けるのです。
弱肉強食をやめようといっても、人間にある原罪です。
皆その心を持っているのです。

人間って、罪が深いものですね。






# by hekiku | 2015-11-15 08:54

小春日和  2015.11.11

11月11日は1が4つ並ぶので、ポッキー、プリッツの日とか
靴下の日とか鮭の日とか、いろいろイメージから記念日とされています。

穏やかで晴れた日、晩秋の温暖な日を小春日和といいます。
春のようなということでしょうか。
今日はリハビリデイサービスで散歩の日となっています。
近くの、二見公園に行って紅葉した木々を楽しんでまいりました。

押し葉にしたいと、ハゼやサクラの葉っぱを拾いました。
ハゼは南京櫨と言って、葉が落ちた後に白い実がパーッとはじけて、
青い空に白い実が輝くのです。
とても美しい。まだもう少し先のことになります。
大きな木ですから、碧い空によく映えるのです。
11月の終わりころかな。

柔らかい日差しを浴びて、ベンチに座っていると、これぞ極楽浄土と
いう感じ。
一本の木で、緑と黄色と赤い葉っぱでコントラストの美しいのがありました。
自然の運営に驚嘆するばかりです。ゆっくりと心ゆくばかり味わせて
いただきました。

もう、ひと月もすれば、師走の冷たい風が吹いているかもわかりません。
そして一年が終わります。
来年もまた、ハゼの木を見ることが出来るかしらと、話し合いました。
日本の国なればこそ、四季を味わえるのですから、幸せなことです。
寒くなるという予報でしたが、温暖な日でした。

人生と同じですね。
照る日もあれば、曇る日もある。
どんな時も受け取る心のありかたですね。

# by hekiku | 2015-11-11 20:13

豊穣の秋 2015.11.8

近ごろは、スーパ―に行って目を見はるのは、果物がたくさん
並んでいることです。それも立派なリンゴや、カキやミカンが
つやつやと元気よく並んでいます。

それも、リーズナブルなお値段で。
ついつい手が出て、買ってしまいます。
今朝見ればミカンが二つ、傷んでいました。もったいないこと。

テレビで農家の人が言ってましたが、「9月の天候があまり良くなかったが
10月になってずっと好天に恵まれたので、作物がとてもよく実りました。」
とのこと。
本当によかったですね。
豊穣の季節を喜びましょう。

年々衰えてくる足腰の弱さに、心までがぐったりとしてくることが
あるのです。しかし、運動は必要ですから、闘わなければ。

今朝はいいことを考えました。小学唱歌を歌おうと。
私は心肺機能が弱くて肺活量は1900ぐらい。
それにすごい音痴です。

でも小学唱歌はすごく好きで、よく口ずさみますが、人様に聞かれたら
えらいことです。正気の人とは思えません。
しかし、手元にある岩波文庫の小さい本ですが楽譜ものっているので、
少しでも正確に歌えるようにと思いました。

歳を重ねていくと、会話が少なくなります。
で、口の運動にも、頭の運動にもなるかしらと思いました。
さっそく歌ったのは、「児島高徳」(こじまたかのり)
「天勾践(てんこうせん)を空しゅうする莫れ。
時范蠡(はんれい)無きにしも非ず。」
最後の十字の詩のところが詩吟のようで、とても好きなのです。

児島高徳は、南朝の忠臣となっています。後醍醐天皇が隠岐に
流されたときに、奪還しようとして出来なく、桜の幹に詩を刻むのです。
中国の歴史の忠臣の名をあげて、必ず助けますといって天皇を
勇気づけたのです。



# by hekiku | 2015-11-08 09:32

秋の空澄み 2015.011.5

秋の空澄み 菊の香高き
きょうの佳き日を みなことほぎて。

あーあーやっぱり明治節の歌は自然にでてきます。
この静謐でさわやかな季節。
明治節の歌を歌わずにおれません。

アジアの東 日出るところ 聖の君の 現れまして
古き天地 とざせる霧を 大御光にくまなく祓い
教えあまねく 道明らけく 治めたまえる 御代とうと

歴史は良いものも、残すべきものも、みんな流してしまいます。
戦争に負けるということはこんなことです。
歴史を流すだけでなく、違う方向に行ってしまいます。
グチをいうまい。
その時期のいいものを味わっただけでも幸せです。

昨日は、妹二人と食事会をしました。
いつも、大阪駅の決まったところに集合して、グランビアの19階の
予約してあるところに行きます。ゆっくり食事をして、話に興が
のりますが尽きることはありません。

また、席を変えて、飲み物を楽しんだりして十分に時間を
無駄に使ってゆっくりします。妹達はいつも忙しい。
ボランティアの仕事をたくさんしているのです。

私にとって耳の痛い苦言を呈される時もあります。
姉妹だからの言えることだと思いますが、これは私にとって
かなりプラスになるのです。

そんなこんなで食事会はずうーっと続いているのです。

# by hekiku | 2015-11-05 08:43

清水へ 祇園をよぎる 桜月夜 今宵会う人 皆美しき 晶子


by hekiku